††灰音††さんの日記

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- 2009/10/20 4:45
- 歪な家族
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- 私の両親は、12歳の頃からの私しか知りません。産みの母が亡くなり、今のお母さんは３番目。物心つかない頃、お父さんは私や兄を熊本の祖父母家族の家に預けました。そして、12歳。お父さんは、新しいお母さんを連れて迎えにきました。『再婚』するそうです。その当時、祖父母や大切な親友がいた私には耐え難い苦痛でした。何日間も泣いて、連れて来られた千葉は地獄のような場所でした。新しい学校では、イジメが酷くて庇うと私もイジメられました。学校に行きたくない、熊本に帰りたい泣きわめく私を父は引っ叩きました。『お父さんは、お母さんと私どっちが大事なの？』と聞きました。すると、お父さんは、『お母さんが大事だ』と答えました。　
  どうして……なら、熊本から私を引き離したりしたの？
  　
  どうして……私や兄なんていらなかったのにその人生を狂わせたの？
  　
  私は、たった一人側にいてくれるだけで良かった。
  　
  私だけを見てくれる、大切に想ってくれる人がいるだけで良かったの。
  　
  それなのに、何故父は私から何もかも奪ったの？
  　
  PTSD、鬱病……好きでもない人と性的な関係を持ち触れ合っているだけで愛されているんだ、私はここにいていいんだって確認できていた。
  　
  でも、私の心は泣いていて本当に私に触れて欲しいのは、カイ君だけだと痛感した。
  　
  カイ君……忘れられない。触れ合った瞬間も、一緒に歩いているだけで１キロも体重が減った……あの遠い日。　
  　
  二度と取り戻せない……大切な物を沢山落としてきた私は、この先何を掴めるというの？どう生きろというの？こんな汚れた私でいいなら、寝たきりの祖母と代わってあげたい。