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    • 2011/7/27 4:15
    • 久方振りに御座います
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    • 空があまりにも明るかったから…月と逝ってしまった友との思い出を探して風を浴びていた。
      何処まで行っても千切れ雲ばかりで、どんなに懐かしんでも断片的で、空は明るいのに…探し物は見つからなくて。
      月の光は、等しく天井を照らし、私の想いは雲隠れ、ただ闇に染まっていた。
      服をはためかせる風は、どこか秋のセンチメンタルな匂いに似ていて、閑散とした夜の道路は、どこまでも私独りしかいなくて…。

      けれども、月夜から夜明け前の紫に変わる世界は、しっかり時を刻んでいて、朝の喧騒が始まる。
      捜索中の私を置いて、世界が時間が確実に進行していく。

      進む時間に逆行すると言う事は、今を見ないと言う事は、取り残されて当然だ。
      ただ、その過去を糧に生きれるのなら、その行為はマイナスではない。

      ただ、月夜の晩に月と思い出を探していたら、朝が来て…。
      探し物は、朝日と共に消えてしまった。

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