遼鹿さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2011/4/7 23:25
- Local Exp. 3/4
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『リンク:Local Exp. 2/4/遼鹿』
昼前にマスめの家を発ってから、名古屋の神社で道を尋ねた女性がもの凄く積極的で、一緒に昼食をとったり名古屋の大須という街を案内したりしてくれた。
歩いているうちにあっと言う間に午後4時を回った。
このまま東京へ向かって終電ギリギリというときに、愛知県の豊橋の前たありで人身事故があって電車が完全に止まったから、近くにいた女性とタクシー割り勘で豊橋までこうとして、丁度乗ろうとしていたら、大学生のお兄さんが飛び入りしてきてかなり盛り上がった。
その大学生は一人でサイパンに行ってきた帰りらしく、出会った記念にドル硬貨をくれた。
タクシーや豊橋からの電車でも冗談とばして笑わせられたな。
大学生が浜松で降りてから焼津まで、その女性と色々話した。
冷たい印象があったのに、案外優しく、柔和で温かい人だった。
最後に手書きの日記にメッセージとサインを残してくれた。
あの二人と会うことはもう二度とないんだと思うと、その現実のどうしようもなさとあの時間の幸福さ加減に板挟みになって心が悶える。
本当に、いつ何処で何が起こるかわからない。
出会えてよかった。
有難う。
結局その日東京に帰ることはできなくなったのだけれど、静岡の三島に住む友達が泊めてくれることになって助かった。
その友人もまた夜に突然連絡して快く泊めてくれるのだから驚きだ。
夜にはスープご飯とホットケーキ、それに白ワインをご馳走してくれて、朝には僕の大好きな半熟の目玉焼きにソーセージ、トマトと白いご飯を出してくれたり、出るときにはお握り二つに頭痛薬などを持たせてくれた。
僕はお礼に松本で買った小さな六角雛をあげると、その友人はお返しに大切にしていた鍵のペンダントをくれた。
そんなに大切なものを僕に預けてくれる友人に、僕はもう自分の考えつくどんな表現をもってしても感謝しきれることはないだろう。