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    • 2011/4/7 23:23
    • Local Exp. 2/4
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    • emoji『リンク:Local Exp 1/4/遼鹿』

      深夜0時も間近な頃だっただろうか。
      彼の部屋でテレビを見ながら喋っていると、やはり同様に端麗な青年が青いエナメルバッグにPS3をしたためてやってきた。
      会う直前まで、実を言うと僕はかなり落ち着かない気持ちだった。
      というのも、僕はその人物についてかねてから羨ましい話を幾度か耳にしていたし、そのこともあってか、嫉妬とそれに伴う警戒のようなものをもっていた。
      しかしこれはものの数分で後悔と反省へと変換されることになる。
      先入観とは恐ろしいほど根拠のないものだということを改めて実感した。
      彼は何を言うにしても嫌味や何かしらの傲慢さが感じられない、話していてとても心地好い人間だった。
      それどころか彼は僕のモバゲーの日記のことを評価してくれた。
      そのときの僕の心の中といったら、それはもう表現しようのない"歓喜"で渦巻いていた。
      僕にとって言葉とは、不器用に、所在無さげに生きている僕自身の抽象であり、生きて感情になぶられるのならせめて束ねて整理して、あわよくば誰かに知っていてもらいたいという欲求を満たすためのツールであるわけだから、彼の言葉は僕にとって正に望外の幸せだった。

      三人でマスめが作った焼きそばを食べながらテレビを見ていたときにつくづく実感した。
      僕は今まで他愛もない理由で、こんな充実した時間を切り捨ててきたのだろう。
      得に綿密に予定を合わせる訳でもなく、深夜に友人の家に集まってしゃべったりテレビをみたり何かご馳走になったりして、明け方遊び疲れたらそのまま昼前までそこで寝てしまう。

      思えば当たり前のような時間が、僕には一切、本当に何の甘えもなく一切、無かった。
      その孤独にわけもわからずただ早く前へ、より遠くより外の世界でより多くの人に出逢い関わって人間に成らなければと焦り行き着いたのは、何処にでもある、陳腐で、当たり前で、そして掛け替えのない、友人達と過ごす時間だった。
      随分遠回りをしたけれど、あの時間に辿り着けて本当に良かった。
      二人とも、こんな僕を迎え入れてくれて、有難う。

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