ラスタリバンさんの日記

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- 2012/5/12 0:46
- ユダの福音書って何
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- ユダ…イエスを裏切ったとされる12弟子の１人。
  しかしエジプトで発見されたナグ・ハマディ写本に伝説のみで語られたそのユダの福音書が発見された。
  それによると
  ユダは裏切りと言う神秘を完成させイエスのいる不死の世界に行き１２弟子で最も偉大な者となり救われるとある。
  
  この世界…至高神から神々が生まれ、その神々からヤルダバオトが生まれた。
  
  ヤルダバオト…旧約聖書の神でこの物質世界を作った神。名は(混沌の子)を意味する。
  
  イエス…彼はヤルダバオトの子では無い。この物質世界のはるか高い次元(不死の国バルベーロ）の神の子。新約聖書でイエスを試みた悪魔とはヤルダバオト。すなわち旧約聖書の神である。
  
  救い…救われるのは聖なる世代のみ。すなわち霊が上なる天に属す者のみ。
  
  なぜ隠されたか…本書はバチカン。すなわちカトリック教会が言うような「信じれば救われる」「神は唯一である」「イエスは旧約聖書の神の子」
  とは全く違う事が書かれているためです。
  同じくナグ・ハマディ写本の「この世の創造主」では確かにヤルダバオトはこの物質世界を作ったが全知全能の神などとは程遠い愚かで嫉妬深く悪なる低級神であり人間の戦いとは剣や血で戦う事では無くこの世の支配者(ヤルダバオト)と邪悪な霊との戦いであると書かれています。
  ユダの福音書はキリスト正教の弾圧や焼き払いを恐れた聖職者により隠されたのでしょう。
  本書は２０００年前のものです。