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- 2012/5/12 0:20
- ユダの福音書~わかりやすいまとめ~
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- ■1.序文
本文書は、「イエスが過ぎ越の祭りを祝う三日前に、イスカリオテのユダとの対話で語った、秘密の啓示の話」である。
■2.イエスと使徒たち
イエスは地上に現れたとき、数々の奇跡を行い、十二人の弟子たちを呼び集めた。イエスはしばしばそのままの姿では弟子たちの前には現れず、一人の子どもとして弟子たちの中にいた。
■3.聖餐に関する議論
ある日、弟子たちは集まって座り、パンに感謝の祈りを唱える儀式(聖餐)を行っていた。これを見たイエスは、彼らのことを笑った。なぜ自分たちのことを笑うのか、と問い詰める弟子たちに対してイエスは、「私はあなたがたを笑っているのではない。あなたがたは自分たちの意志でそうしているのではなく、そうすることによって、あなたがたの神(地上の支配者)が賛美されるだろうからそうしているのだ」と答え、弟子たちの種族には自分のことが理解できないだろうと告げる。
■4.ユダだけがイエスの前に立つ
イエスの言葉を聞いた弟子たちは怒り、心の中でイエスを罵り始めた。これを見たイエスは、「なぜこの興奮が怒りに変わったのか。あなたがたの内にいる完全なる人を取り出して、私の眼前に立たせなさい」と話す。弟子たちは口を揃え、自分たちにはそれだけの勇気があると主張したが、実際にイエスの前に立つことができたのは、イスカリオテのユダだけであった。しかしユダもまた、イエスの目を見ることができず、顔を背けた。
ユダはイエスに、「あなたが誰か、どこから来たのか私は知っています。あなたは不死の王国バルベーローからやって来ました。私にはあなたを遣わした方の名前を口に出すだけの価値がありません」と話す。これに対してイエスは、誰か他の者がお前に取って代わろうとするため、十二使徒から離れるように促し、そうすれば王国の秘密を授けようと約束する。ユダはイエスに対し、その教えはいつ授けられるのか、また終末が訪れるのはいつなのかを問いかけるが、イエスはそれに答えないまま彼から離れ去ってしまう。
- ■1.序文