１１７５さんとモバ友になろう！
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- 2010/3/10 22:33
- 正直画面から人出てきたらビビるよね
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◆さくらバタフライ
001
春休みに部屋で炬燵に入りながら携帯を操作する。
なんて事を言うと、
この春休みという時期と、遊び盛りな年齢のハズの僕のパーソナルを比較したあと、
大抵の人はなんだかいたたまれない視線を僕にぶつけてくると思う。
でもだからと言って、春休みを活かした話題をここで提供しようとは思わないし、
かといってVUで沸き立っている某MMORPGの話をここでしても仕方のないことだと思うから。
こんな見てる人がどのくらいいるのかもわからないチラ裏だけれど。
それでも。
それだからこそ。
場所に見合った話題を提供したいと思うし、
結果だけ綴れば２、３行で済むような陳腐でチープな話なのだけれど、
しかしそれを僕はなんとなく書いてみたい気がして。
だからこのお話は、ただの日常だ。
春休みというキーワードと、この文体から期待した人には悪いのだけれど、
この物語は怪異も、魅力的なヒロインも、オチもなにもない、ただの日常だ。
空いた時間の暇つぶしの、
そんなお話。
002
目が覚めると夜だった。
なんて言うと少しファンタジーの匂いがしないだろうか。
夜の世界に閉じ込められたとか、時間が止まったあたりの、
終焉を感じさせる方向で。
なんて実際には僕が昼寝をして寝過ごしてしまっただけだけど。
勿論目の前に女の子なんかは存在するはずもないし、街を破壊してる巨人なんていやしない。
そもそも起きたら夜でしたー、なんてのは休日ではデフォルトだし、
特に慌てるようなこともない事態だ。
アパートじゃ夜電気点けないし。
のそりと起き上がり携帯で現在時刻を確認する。
「あいつら無事に帰ったのかねぇ…」
こんなときSkypeみたいにログイン状況が分かればいいのに。
「さらに言えばSkypeみたいに電話を受け取ったり連絡できるような機能を――」
部屋の中で、携帯の使い方を間違えすぎて、本来の使い道を忘れてしまってる男が、そこにはいた。
っていうか僕だった。
（省略されました…続きを読むならわっふるわっふると書き込んで下さい）-
