瓏騎さんの日記

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- 2013/7/22 22:36
- 壇ノ浦の戦い
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- ７月１９日の深夜から釧路に向かって車を進めていた。
  
  去年のGWに他界した３番目の弟の子供に会うため仕事を終えてから突撃した。
  
  今年のGWに弟の彼女だった人から不意に連絡が来た。仕事が忙しくなってきたから行くつもりはなかったのだがある理由で行かなければならなくなったからだ。
  
  釧路に着くまで乗り気ではなかったが僕たちが知らない弟の幸せと彼女の幸せが共有していたことを知ることが出来たことや弟の子供が元気に幸せな生活を送っていることを知ることが出来て『釧路まで来て良かった』と心の底から思えた。
  
  到着した日はお祭りの初日で一緒に祭りを歩いて回った。キャッチボールをしたり、金魚すくいで獲った金魚を覗きこんで飼い方について話し合ったりもした。
  
  楽しい時間はあっという間に過ぎて…別れの時間が来た。泣き出さないように口元に力が入っているのが分かる。「また必ず来るよ」と言い残して車を出した。開いた窓から伝わる泣き声に後ろ髪を引かれたけど前に前に…と車を走らせた。
  
  そんな切なくて悲しい物語の裏で戦が起きていた。
  
  家で飼っている蟹と海老が熾烈な戦いを繰り広げていたのだ。
  
  この戦いは蟹に軍配が上がり、海老は全滅していた…
  
  帰宅した僕が目にしたのは海老の残骸と何事も無かったかのように過ごす魚・蟹・ザリガニ・タニシの数が変わることなく海老の姿がない水槽だった。
  
  蟹は離島送りにした。今週の休みは会社の先輩・同期と支笏湖にチップ釣りに行くから海老をハンティングしてこよう。
  
  次に釧路に行くときは犬の『ケビソ』に水槽を見張らせようと心に決めた。