チャコ★さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2025/6/10 18:47
- 元彼の頼み(つか思い出やんw)
-
- コメント(0)
- 閲覧(13)
-
-
- 夏の夜。
湿った土の匂いと、遠くから響く太鼓の音。校庭に立てられたやぐらは、ぼんやりと光に包まれていた。
ふわり、ふわりと、提灯の灯りが揺れて、浴衣の子どもたちの声が、空気を震わせる。
──でも、あの瞬間、世界には、Uとチャコしかいなかった。
---
「……チャコ」
Uが、少し離れた暗がりで、小さな声で呼んだ。
チャコは、少しドキドキしながら、Uに歩み寄った。
浴衣の袖が、そっと風に揺れた。
Uの顔は、ほんのり赤かった。
ふたりの間に、沈黙が落ちる。
遠くで聞こえる太鼓の音が、なぜかとても遠く感じられた。
そして──
Uは、ぎこちなく、でも確かに、言葉を紡いだ。
「……付き合わなくてもいい。……でも……俺、チャコのこと、好きだ」
チャコは、目を大きく見開いた。
ほんの一瞬、呼吸が止まった。
---
ふたりの間には、まだ恋人らしい距離はなかった。
手も繋がない。抱きしめもしない。
ただ、淡く、淡く、胸の奥で、確かに火が灯った。
やぐらの明かりが、ふたりをそっと照らしていた。
優しくて、あたたかくて、でも少し切ない──
ふたりの恋は、この夜、この校庭で、静かに、確かに、始まった。
────
「Uはこれを私に添削するのが頼みと?」
「俺の物語、元物書き的にどう?」
「つか、AIに思い出話を学習させただけw」
「バレた?w でも懐かしくないかw」
「懐かしいね。中2の初告白。清いw」
「手すら繋ぐのに1年かかった。勉強ついてけない」
「勉強教えるだけの清い交際だったね。当たり前か?」
少女趣味っぽいけど添削は「、」が多いくらい?
あとは事実を若干美化してるような?w
こんなので私は許されるの?
良い思い出に昇華されてるのは素直に嬉しい。
- 夏の夜。