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- 2024/8/17 16:35
- 夢日記 8/15 ②
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- 異形を認知した途端、麻痺していた五感が突如覚醒を始め
周囲の状況を矢継ぎ早に伝えてくる。
錆びた鉄骨や原型を留めていない程に朽ちた建造物
どこまでも広がる赤土の所為で視界は只管赤い。
ザラつく肌と、発動機のような重低音が不快さを
鼻腔と口中には鉄(血?)の味が広がり――
そして6番目の感覚は、今の状況が甚だ剣呑だと言っている。
トルソーとの距離はせいぜい4,5m。
進むか退くか―そう思考する前に足は後ずさりを始めていた。
”点”と”線”は動く気配を見せない。
このまま距離を取り続けてから一気に背を向けて走ろう。
十二分に距離は開いた。
”今ならいける” 脱兎の如く駆け出す。
きっと猟犬に追われる獲物はこういう気分なのだろう―
そんな事を考えつつ赤土の大地をどこまでも疾走する。
―――
夢なので大したオチもありません。妄言多謝
- 異形を認知した途端、麻痺していた五感が突如覚醒を始め