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- 2010/6/2 0:00
- 続・介護日誌
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- 今日、とてもショッキングなニュースがありました。
22才の介護士の若者が自分の幼い子供を頭突き等で殺害した、という事件です。
まだ幼い、抵抗できない我が子に暴力を振るい死に追いやる、彼がしたことは、決して許されることではありません。
同性同業者として非常に憤りを感じます。
しかし、彼が供述した動機は「仕事が大変なのに、給料が安く、イライラしてやった」ということでした。
彼を庇うつもりも、同情するつもりもありません。
が、彼の動機には、はっとさせられました。
まだ22才で所帯をもち、子供と奥さんの為に一生懸命働いてたはずです。
しかし、仕事では認知症の老人の世話で、休む間もなく働いてるのに、利用者はわがまま放題駄々こねる、家に帰れば父親として、子供の世話もする、休みの日も疲労と給料の安さで遊びにも行けない、そんな毎日を思うと、発作的に凶行に走りかねないのも解る気がします。
今、介護を受ける人と、そのご家族へのケアの大切さがようやく理解され始め、我々介護職員も、利用者への(到底実現不可能な)理想の介護についての勉強をさせられてます。
しかし、介護を仕事とする人間へのケアを口にする人は、私の知るかぎり皆無に等しいと思います。
今回事件を起こした彼は、ちゃんと刑に服し、自分のしでかした事をきちんと受け止め、その上で社会復帰してもらいたいです。
そして、事件再発防止の意味も込めて、介護職員の心のケアと待遇改善を強く望みます。
介護というのは、絶対に必要かつ、重要な仕事だと信じています。
そんな仕事を頑張っている介護職員が追い詰められ、希望を失い、凶行に走るような世の中は絶対におかしいです。
- 今日、とてもショッキングなニュースがありました。