Aya★さんとモバ友になろう!
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- 2025/7/12 19:42
- 回想…吹奏楽部時代④
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- 3年生の春の午後。
部室に向かうとフルートの音が…。
あ、2年生のあの子の音だ…
柔らかくて芯があって、聴いてて心地が良いよね~…と思いながら部室に入ろうとしたら…
部室でフルートを奏でるその2年生の顔が…
「敵将とってきますわ!(# ゚Д゚)」みたいな…
死地に向かう顔…で奏でている…:(´°‐°`):誰?
思わず後ずさりし、部室の前で身を隠したが…
「あ!先輩っ!!(*^o^*)」
い、いつもの可愛い後輩ちゃんや…
私は「いつ聴いてもウットリする音色だよ…←本音だよ」
「(´,,・ω・,,)へへ♪…私…頑張りますね♪」
「うん(*^^*)」
「先輩に遠慮させません(*^^*)」
「うん?」
何のだ?
「…先輩気付いてないんですね?」
「うん?」
「…いえ何でもないです(*^^*)」
数日後
「先輩、抑えてますよね」
「え?」
「先輩、野外演奏の時は凄くいい音させてるの、私言った事ありますよね?」
「あぁ…」彼女が1年生で私が2年生の秋の体育祭の時に言われたな…3年生の音色には劣る自分の音を、私は好きになれなかった。
「先輩は室内演奏になったら抑えてしまってます(._.`)」
「!」
「私達木管の音が足りないから…」
「!!」
「もっと出せるようにします!1年生にも言います!!先輩優しいから言えないの分かってますっ」
「(苦笑)私の音量不足なんだね?」
「違いますっ!!違うんですっ!先輩本当は出せるの知ってます!体育祭の時の先輩が本当の音量…私達に遠慮してるって!」
「分かったよ(*^^*)期待してるよ(*^^*)」
彼女は毎日フルート(彼女の自前)を持ち帰り自宅でも吹いていた。
私達が卒業する時には
深く豊かで華やかで優しい音色になっていた。
3年生だけの毎週土曜日お弁当タイム(友人宅)で私はその話をし
「…私あの顔つきにビックリした」
「…トランペット最後列だから分かんないよね~。あの子の表情(´・ω・`)」
「…いつもあんな顔なの?(^_^;)」
「「うん」」
「えー…」
「彩はもっと音出しなよ」
「…」
「私達も負けないから」「あんたが遠慮すると全体的に小さくなるのよ」
「うー…」
「…あんたがそんなだから自由曲にペットソロが無いんよ(´・ω・`)」
「フルート、ピッコロのソロはあるのに、よ」
「「「あんたがそんなだからよっ!!(# ゚Д゚)」」」
「…良いじゃんかソロ無しでも…」
「「「(# ゚Д゚)トランペットのくせにっ!もっと欲を出せっ!!」」」
…威厳無い部長だったなぁ…私(*´-`)
- 3年生の春の午後。