日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2025/4/27 22:14
- 従姉妹と私④最後の日
-
- コメント(0)
- 閲覧(9)
-
-
- 「あのな、私は大学行きたかったなんて言ってない」
「進学校だったのに?」
「友達が一緒に行こうと言ったからね」
「…友達は一緒に大学も行こうと言っていたのに?」
…この子、探偵業もやっていたのかしら(^_^;)
「…私は今の仕事を楽しくやってる(笑)大学に行っていたら違う未来だった、だから後悔は無い」
「…」
「気にするだけ損だから止めな(笑)私は今幸せだから(´・ω・`)」
「…(._.`)…彩ちゃんは幸せなんだね?」
「そうよ(´・ω・`)仕事面白いもん。そりゃ大変だし、看護師から見たら給与は格安だけど…」
「…」
「だから…もう止めな。確かにその考え方はあなたにパワーをくれたよ。理由は何であれ、今のあなたは自身の努力の結果なんだし。」
「…(っω<。)彩ちゃんだけだよ、そう言ってくれたの」
「うん…?え、頑張ってたやんか」
「…(っω<。)」
「悩むだけ無駄なのよ(笑)…考え過ぎよ。
お金を基準に考えるからよ(苦笑)」
「!」
「幸福度はお金に比例しない。見なさい自分の両親を、幸せそう?」
「全然(笑)」
「じゃろ?(笑)」
私は腹から笑いながら
「社長の肩書を手に入れてもコレ!(笑)幸福度は私の方が昔っから高いでしょ?(笑(笑)」
「そうだよね!(笑)」
「笑顔がかわいいっちゃかい、笑っとけ笑っとけ!女はかわいいが正義ってゆーやろ?(笑)」
「言うね(笑)」
「私はかわいい妹分が居て幸せで自慢だったわ(笑)美人やもん♪」
「美人ね~、よく言われるけど(笑)捻くれ者で可愛げ無いのに」
「そうよ!可愛げてやつを勉強しなよ!」
「え(´・ω・`)さっきかわいいて…」
「あんたは私の前だけかわいいのよ(^_^;)弟達には可愛げを出し惜しんだやろ?」
「…(´・ω・`)スン」
「『可愛げ』を学んでこい!」
「(笑)分かった!」
「彩ちゃんありがとう、もう会うことは無いかな」
「?従姉妹やろ?」
「ふふ(*^^*)私も働いてるんだから☆」
この子のシナリオは…
最後の守護結界を『疎遠』で張る、だったのだろう…
「彩ちゃんありがとう~(´,,・ω・,,)ノ″♪彩ちゃんの分も親のすねをかじり尽くしとく~♪」
「(^_^;)」
気にすんな言った側から…
で、昨日。
結婚どころか浮いた話も無いと聞いた。
復讐のシナリオは…未完のシナリオ。
私の父が死んだら発動する。
そして
叔父叔母が死んだら完了するシナリオ…
誰も幸せに着地出来ない不幸なシナリオ…
…私には持続不可能なシナリオ(^_^;)すっかり忘れてた…(^_^;)(^_^;)
- 「あのな、私は大学行きたかったなんて言ってない」