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- 2011/7/22 15:40
- 神様のカルテ
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- 「神様のカルテ」夏川草介 著
を読んだ感想です。
信州の総合救急病院で内科医として働く主人公の栗原一止。
慢性的な医師不足の為、現場は絶えず忙しい。
そんな一止に大学病院からの誘いが。
最先端の医療技術を学ぶか、町場の病院に残り患者と共に学ぶか悩む一止。
末期癌の患者との交流で一止の心は決まるが…
2010年の本屋大賞第二位の作品で、非常に心温まる本だった。
主人公の一止が話す、およそ現代社会では使わない言葉づかいもユーモラスで読みやすかった。
ストーリーは、あまり派手な事件や出来事も起こらないが、非常にテンポがよく読み手をグイグイ引っ張っていく。
以前、医療研修生のマンガで「ブラックジャックによろしく」」があったが、その猪突猛進の主人公とは真逆な性格だが、根底の考え方は同じで、医師として患者に対して何をすれば一番良いのだろうか?
患者の死を間近に見て、葛藤する若い主人公の気持ちがよく表現されていた。
思わず涙する場面が何度となくあった。
時には、このような心が和む本も良い。
おすすめの本です。
近々、映画化になるようだが、見逃せない作品になりそうだ。
ところで、作中に日本酒を飲むところがよく出てきた。
しかも、名酒と呼ばれる日本酒。
さすがに酒どころ信州が舞台である。
この本を読むと無性に日本酒が飲みたくなる。
今宵は日本酒で一献。
また二日酔いになりそうだ。(笑)
日本酒を飲みすぎると、夜中に喉が乾くのなんでだろ~
今はなきテツ&トモ…
- 「神様のカルテ」夏川草介 著