ストーゲさんの日記

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- 2010/5/11 21:03
- 涙がでちゃう、だって女の子だもん
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- 映画のレスラー見ました。
  
  はい。ラスト号泣でした・・・。
  
  まず、ミッキーロークの変わりようには衝撃を受けました。ミッキーローク面影なくない昔あんなかっこよかったのに・・・。
  
  ストーリーもすごくよくて、とにかく見ていてとても切なかった。
  
  レスラーとしての昔の栄光はなく、スーパーでバイトをしていて生活費を稼ぐ始末。昔のレスラーが集まってサイン会開いたはいいものの、義足や車椅子のレスラーばかりでまるでレスラーの墓場の様な雰囲気。
  心臓発作を起こしてから、第２の人生を取り戻そうと娘と和解しようとしたり、キャシディと一緒になりたいと口説くけど上手く行かなくて。
  結局彼に残された場所は、リングの上だけで。
  
  彼の孤独感、栄光を手に入れる為に落として来たもの、最後にはリングしか彼に残されていなかったこと、リング上を死に場所に選ぶしかなかった彼がすごく切なかった。
  
  だけど、彼の死に様はとてもかっこ良かった。
  
  ドキュメンタリーを見たかのような素晴らしい作品でした。彼という存在が架空の人物ではなく実在していた人物だと錯覚するぐらいでした。
  
  見終わった後も、妙に心に残り涙が止まりませんでした。
  
  きっと男性が見たらまた違う感想になるんだろうなぁと思います。
  
  オススメです。
  
  余談だけど、ランディ（レスラー）はラスト試合中にキャシディがいた場所をチラと見て、やっぱりねと言った感じで笑うんだけど。あの時キャシディがいたら彼はリング上で死ななかったんじゃないのかぁとか思ってしまいました。
  それと、キャシディ役のマリサトメイの演技もすごく良かったです。あの体で４０半ばって・・・。