新潟の馬券師さんの日記

更新する

- 2025/5/8 21:25
- NHKマイルＣ展望
- コメント(0)
- 閲覧(7)
- ＮＨＫマイルＣ　　　　　　
  開催日：2025-05-11
  条件:サラ系３歳オープン(G1)
  距離:芝1600m
  
  ＜展望＞
  いよいよ今週から東京競馬場で５週連続Ｇ１シリーズが開幕。その幕開けを飾るのは、３歳マイル王決定戦・ＮＨＫマイルＣだ。中心となるのは、昨年の朝日杯ＦＳを制したアドマイヤズーム。多少の展開の助けはあったものの、後に皐月賞馬となるミュージアムマイルを完封した点は高く評価できる。今年初戦のニュージーランドＴは、あくまで本番を見据えた仕上げだったと見て良いだろう。今回はさらに一段上の状態でレースに臨んでくるはずだ。同馬主のアドマイヤマーズに続き、２歳と３歳でマイル王の座を掴むことができるか、注目が集まる。そのアドマイヤズームを前走で破ったのがイミグラントソング。こちらは鋭い末脚が武器だ。２勝目を挙げるまでには時間を要したが、不利な中山マイルの外枠を克服し、直線一気で勝利を掴んだ前走のレースぶりは圧巻だった。初勝利を挙げたのは東京芝１６００ｍであり、舞台が替わっても不安はない。鞍上が名手ルメール騎手となれば、更に期待が高まる。もう一つのトライアルレース、チャーチルダウンズＣ（昨年までのアーリントンＣ）を制したのはランスオブカオス。昨年の朝日杯、そして今年初戦のきさらぎ賞ではいずれも３着に終わったが、前走では溜まっていた鬱憤を晴らすかのような快勝を見せた。課題だったゲートも改善され、好位でレースを進められた点は見逃せない。鞍上は２年目の若武者・吉村誠之助騎手。もし勝利すれば、グレード制導入以降最年少での中央Ｇ１制覇となる。アルテヴェローチェは昨年、当舞台で行われたサウジアラビアＲＣを優勝している。その後もＧ１朝日杯で５着、今年の重賞でも②②着と安定した走りを見せており、今回も警戒が必要な１頭だろう。牝馬で注目したいのはマピュース。内を突く鞍上の好騎乗もあったとはいえ、桜花賞４着という実績は十分に評価できる。東京マイルは、赤松賞１着、クイーンＣ２着と得意とする舞台だけに、更なるパフォーマンスアップに期待したい。