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- 2012/11/17 21:36
- とある幽霊の成仏話 終
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- マサヒロ「じゃあ……」
幽霊女「私の名前呼んで?」
マサヒロ「しらねぇもん」
幽霊女「…鈴」
マサヒロ「……」
幽霊女「……呼んで?」
マサヒロ「……また、今度な!鈴」
幽霊女「……うん、……じゃあ、またっ!」ニコッ
和子「ひっどい顔だねぇ。笑顔でお見送りするんじゃなかったの?」
マサヒロ「だまってろ」
和子「……これからどうするの?」
マサヒロ「……この人生を全うして、死んで、また全うして、死んで……で、会うんだよ」
和子「何年計画なんだよ、ふふっ」
マサヒロ「3~5世代ごとに生まれ変わるんだろ?俺が何世代ごとに生まれ変わってるのか知らないし
あいつが何世代ごとに生まれ変わるのか知らないけど……いつか絶対に会うんだから……それまで待つ!」
和子「姫様は幸せ者だね、こんなに思われて
ところで、生まれ変わるには子孫を残して血を受け継いでいかないと駄目って条件があるのは知ってるんだよね?」
マサヒロ「!? な……なん……だと……?」
和子「浮気しないと姫様に会えないね」ニッコリ
マサヒロ「そこの毒舌キャラ死んでくれ」
和子「ま、子宮を貸すぐらいの事はしてあげてもいいから。決心したら声をかけてくれたまえ」
マサヒロ「はぁ!?絶対他の方法を模索する!」
和子「姫様だって許してくれるよ、今は仏の境地だろうしまさに」
マサヒロ「許すわけねぇだろ!俺自身が許さねぇよ!!」
和子「最悪人工授精でもいいからさ……君の血を子孫へと受け継ぐ事は必要だよ?」
マサヒロ「……」
和子「ま。君の親戚が子供生んでいけばそれでいい話なんだけどねん♪君だって当主様の魂が入ってるけど、当主様の直系じゃないし……自分で今日その事実を知ったでしょ?」
マサヒロ「!!11!!」
和子「あははっ!本当に困ってやんの!慌てるマサヒロ君は面白いねー」
マサヒロ「てっめこんちくしょうふっざけんな!!」ダダダッ
和子「きゃー野獣が追いかけてくるぅぅ!!」 タタタッ
マサヒロ「てかお前そんなキャラだっか……ってそれはいいけど待てやふざけんなゴラァ!!!!」 ダダダダッ
数百年後 とある高校
先生「今日は転校生が来たぞ」
「あー…転校生?どうでもいいやー…」
先生「起きろ!!」 ポカッ
「んぎゃ!?……?」
『今日からこの学校に引っ越してきました……よろしくね?』
「………よろしくぅ」
何とか終わりました
長すぎたねw
- マサヒロ「じゃあ……」