そらのくまおさんとモバ友になろう！
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- 2013/11/4 17:51
- 人間失格 太宰治。
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初めて太宰治氏の作品を読みました。
取り敢えず昔の言葉や表現が難しいからと読まず嫌いしていた過去の自分を殴りたい。
感想はこちら。
彼にとってこの世界とはなんだったのだろう。
苦しいだけ、哀しいだけ、息をするだけ、そんな世界だけだったのかと思うと涙が溢れる。
もう少し、もう少しだけ、彼が笑って生きられる世界だったなら、と願ってしまう。
自分を偽ってしか生きられない辛さを知っている者からすればそれはとてつもなく困難だがそう願わずにはいられない。
僕は本作を読み嬉しい気持ちになった。なぜならば仲間がいると実感できたからだ。
ありがとう。
生れて、すみません。
僕は明日も生きます。
読んで良かったと心から思う。
僕にとっては絶望より希望に溢れていた。
僕がひとりじゃない、それは残酷で哀しいけどこれで取り敢えず明日一日を生きられるから。
ありがとう。
