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    • 2010/1/12 21:25
    • イニシャルS・Hさんのフライフィッシング
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    • 俺はただひたすらキャストしていた。生命反応がない。やはりフライではキツいか…。しかし、俺は諦めなかった。巨鯉は必ずいる!
      >そして数投後、フライをリトリーブしているとフライの後ろから引き波を立てて何かがついてくる。鯉だ。俺も集中する。食え…食え…。しかし、そいつはターンしてどこかに消えた。ちくしょう。頭に血がのぼる。もうちょっとだったのに。フライを回収する手が速まる。ちょうど、その時だった。
      >「ドボンッ!!ググッグググっジジィィィーーーーーーーーーー」
      >来たあぁーー!止まらない!
      >フライリールが悲鳴をあげる。フライフィッシングはラインを出す釣りではないのだ。…しかし、いっこうに止まる気配がない。30mのフライラインは底をつき、バッキングラインが出ていく。このままではまずい…。ドラグを軽く締める。8.6ft、#5のロッドが根本からブチ曲がる。頭の中に、あの夏の記憶がよみがえる。まさか、あいつなのか…? あいつが、また俺に勝負を挑んできたと言うのか?…俺は浮き上がることのない魚体に恐怖し、強烈なトルクに身をまかせていた。バッキングラインが、無くなっていく。しかし、相手も淡水魚。いつまでも走れるはずがないのだ。…予想は的中した。あいつが首を振り始めたのだ。いまだ!!一気に巻き取りにかかる。重い。スローテーパーのフライロッドには負荷がきつすぎ過ぎるのだろう。しかし、巻ける。勝負あり。そう思った。まだ見えぬ魚体に期待を膨らませ、ラインを巻き取る。あいつが浮き上がってくる。もう少しだ…。
      >ギラッ。…デカイっ!!………しかし、まだあいつは余裕があった。もしかすると少し息を整えていただけだったかもしれない。彼は俺をあざわらうかのように身をひるがえした。
      >「ギィィーーーー」
      >再び湖底へと引き返す。
      >巻き取る。これの繰り返し。
      いったいいつになれば弱るのだろうか。腕の感覚が無くなって来た。
      >俺とあいつの我慢比べが続く。なかなか浮いてこない。そろそろティペットも限界だろう。だが同時に、あいつの抵抗が無くなって行くのも感じた。必死に
      >数分後、疲労困憊したあいつが浮かび上がってきた。>…勝った!俺の目の前に素晴らしい巨体が現れる。フィッシュグリップを入れる。重い。7kgはあるだろうか。そして写真をとり、再会を誓ってリリースする。しかし、まだ俺の欲求は満たされることはない。
      >次はもっと大物を……。
      >

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