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- 2025/6/23 11:31
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- 学校での「田植え体験」は必要か? 「大変さを植えつけないで」「経験は大切」とSNSで賛否両論…ご近所や保護者からはクレームも
「手植えを体験させて『大変』なんてネガティブ思考を子どもに植えつけるの止めてほしい」
農家であるという投稿者は、子どもたちが手植えに挑戦したというニュースを引用し、「いまコメ農家はこんな田植えはしていない」と発信。「田植え体験」に否定的な意見を述べたのである。
これをめぐってXには、
「伝えたいのは『実際の農業を教えること』ではなくて『体験に基づくその輝く瞬間』だと個人的には思います」
「お米はどうやってお米になるのかを体験として知るいい機会だと思います」
「私の通ってた小学校では、体験授業の最後に田植機が登場して手作業の何倍もの速さで終わらせて文明の利器ってすげーって終わり方でしたね」
など、さまざまな声があがったのだ。
そうした中、全国有数のコメどころである新潟県新潟市では、市内の小学校でスマート農業(ロボットやAI、IoTなどの先端技術を活用する農業)学習を進めており、実施する学校数は年々増えているという。
実際に学習に取り組む子どもたちの反応はどうなのだろうか?
「長期間の学習になるので、スマート農業も取り入れた最近の農業について学んでいく過程で『そうした施設や設備があることを知らなかったから、知る機会になってよかった』という声が多くあります。
いっぽうで田植え体験にはこんなトラブルもある。
静岡県浜松市内で環境保護に取り組む、あるNPO団体の理事長(70代)は「10年ほどやったのですが…本当に大変だった」と当時のことを語る。
「近所に湧き水を使ってコメ作りをされていた農家の方がいたので、ウチが一部を借りて無農薬の『田んぼ体験』を地域の子どもやNPOの会員さん向けにやっていました。田んぼにはドジョウやタガメもいて、子どもたちは大喜び。小学校の5、6年生の遠足でも使われて裸足でみんな田んぼに入っていました。
でも、いろいろ大変でね、一番は草刈り。借りた田んぼの近所が農薬を使うところだったから、草の種が田んぼに入らないように、こまめに草刈りをやるのがしんどかった。それに無農薬だから、虫も出るので近隣からのクレームもあって、よく近所に菓子折りを持っていきました。子どもたちへの影響も考えて他の農薬を含んだ水が入らないように、気を遣うことが多かったですね。
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