江戸川湖南さんの日記

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- 2021/9/14 10:51
- 灘の異常性
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- 竹信悦夫は嘗て兵の名門灘で伝説小と迄恐れられた早熟天才｡伝説小と言われても所詮は兵の片隅の灘特有話で大半読者知らず｡多読者は竹信が何れだけ天才か謎解きせぬと何故本世出たか其の意味不理解｡依り本の肝は本文の竹信が残す書評で無く巻末付された灘の作家兼明学大教授高橋源一郎と内田樹の解題､竹信悦夫の天才性の解析｡特に高橋語る日本一進学校､灘の生々しい実像
  
  灘は怖い学校｡高橋は中受で灘入らず｡高橋入学は東?麻布｡灘､麻布は提携で転勤族で兵移住の高橋は中1の2学期中間試験で灘通う｡灘で高橋は衝撃受ける｡中1の2学期に関わらず既に灘授業は麻布より格段進み授業付いて行けず｡抑も編試が高入級｡丸で意味不明｡習わぬ事試験し当然で､そう苦情付け教師曰くそうか麻布は未だして無いか｡灘は中1で一般学校の中3迄の範囲一気終え中2迄に高3迄の全範囲終える程の進度で猛烈詰込教育行う｡依り中3終わる頃は高範囲全部終え英数国3科目なら1学年1/4人(当時)は現役東入試合格程の学力
  
  話此処で終わらず｡灘の嫌な点は生徒に絶えず教師が圧力掛け続け弱者排除仕組が学校内包の点｡中1で200人入り中3で50人肩叩き退学追込む(退学仕向く)｡教師は勉強思わしくない中に3年､以下の様囁く｡(灘に)来ない方が良い｡(君は灘で不十分)辞めるべき｡君居ぬ方が良い｡(低学力だと灘通学)辛いだろ｡灘高上がると苦しい｡他校移り威張れ
  
  どう｡凄いだろ｡こんな事3年教師に毎日言われたら並神経だと､そうとうきついのは当然で弱神経人は中学の3年で全粛清｡勿論､肩叩き任意｡だが真面目で小気人程圧力負け排除｡そして欠員50人を高補充仕組に為る｡調べた所､少子化対応し灘募集人員は中180人､高40人に減少｡其の分､生存競争は依り過酷
  
  此の様に過酷生存競争勝抜く生徒が高進の灘｡此れは高成績が進学する事意味せず｡何より重要は精神強靭｡依り中教師の肩叩き波状攻撃乗越えた生徒は何言い屁河童｡0点で授業出れば良い(日本は出席卒業方式)と為り弛れる｡依り中?高入組交ぜると悪貨が良貨を駆逐に為り組?体育別が高方式｡高1間は部活許さず只管勉強｡中入組に追付く事(のみ)求む｡此の様な過酷猛烈詰込教育が本質｡幸い関東に此処迄凄い詰込教育実践学校無い｡嘗て府立四中(戸山)や私?武蔵は詰込厳格教育で知られ今や東京には此の様な追付追越が旨の厳格教育実践学校無い