梛魅さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2013/8/3 16:02
- □■ ロルサンプル ■□
-
- コメント(0)
- 閲覧(24)
-
-
- グランツ
……狙いが定まらないなら、無理して使う必要無いじゃないか。
(男の命令で仲間達へと向けた銃口は手が震え狙いが定まらず、引き金にかけた指も言う事を聞かなくなっておりそれに気付いた男の耳障りな怒鳴り声が嫌でも耳へと入る。両親を人質に取られた今、こうして仲間を裏切る行為は許されない、しかし両親の命も見捨てられない、と銃を構えたまま今自分がすべき判断を下そうと必死に頭を働かせ。一度ゆっくりと視線を隣にいる男を見てから仲間へと視線を戻せばこれ迄自分が潜り抜けてきた死/戦の数々が蘇り、あぁ、と納得した様に声を漏らし一度大きく深呼吸をするとこうして定まらないならば、と独り言のように呟くと両手を開いて両手に持っていた拳銃を手放してしまい。銃が地面へと落ち切る前に再び口を開くと隣にいる男にだけ聴こえるようぽつりと言葉を発し)
人外の化け物相手に戦ってる俺が…
──"ただの"人間に負ける訳がなかったんだ。
(次の瞬間、無駄な動きなど一切無いまま足払いをすると怒りで取り乱していた男はバランスを崩して仰向けに転倒し、すぐさまその腹部へと勢いよく腰を下ろして。専門は重火器等の武器を使った戦闘だが体術も心得ており、人外相手には通用しない為滅多に銭湯で使うことはしないが衰えてはいなかったと考えながら爪先で器用に銃を蹴りあげ右手へと落とし冷たい眼差しと共に銃口を男の眉間へと突き付け)
形勢逆転…だな、これなら狙いが定まらなくても当たりそうだ。少しでも動いたらそのままブチ抜くぞ。
____
- グランツ