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    • 2010/8/4 6:22
    • 怖深い話
    • コメント(2)
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    • 実話だよ!





      実家でおかんと話してた時の話。

      僕は人口200人ぐらいのすごい小さな集落で生まれて小学校をそこで過ごしたんですけど、そこから車で30分ぐらいのとこには超有名な心霊スポットがあって、宣保愛子が現地に着くなり逃げ出す程の威力だったそうです。

      いわくは「一家惨殺」の現場って事で「怖いネー」なんて話してたらオカンってば、




      「そろそろ話してもいいかね…」

      っていきなりシリアス入りました。

      ちょっ

      ちょっ、ちょっ




      「かまいたちの夜2」じゃないんだからー!





      その後おかんが話した内容は、僕が育った集落で曾祖父の時代に殺人事件が起きた事。

      その事件は、強盗目的で起きた「一家惨殺事件」だった事。

      現場は僕の生家から400mの場所だった事。

      時代故に、犯人はすぐに死刑になった事。




      さて、じゃあそんな小さな町のそれだけの事件を何故今まで知らなかったかって事ですよ。

      どこかで誰かに聞かされて知ることも無かったかって事ですよ。




      「あんたの世代、特にあんたには絶対に言ってはいけなかった」



      この一言。

      オカンの口から出た時、全てを察しました。

      たぶんそれだけ言えば後は口に出さずとも理解すると思ったんでしょうね。

      すごく驚きましたよ。

      全校でも20人に満たない小さな小学校で、僕の学年は2人だけだったんです。



      あとはわかりますよね。



      考えてみれば、そんな話があの時小学生の手に渡っていたら、誰か一人でも知ってしまったとしたら。

      加害者の家族を迫害しなかった当時の人々とその意志を受け継いで堅く口を閉ざしてきた親の世代。

      そしてその下に自分達がいたこと。



      世論はこう言うでしょ。

      「じゃあ被害者側の無念はどうなる」ってね。

      ごめんなさい。

      正直わかりません。



      ただ僕等は今は会うこともないけど、当時は一緒にエロ本探したりたまにケンカしたり、仲良く卒業する事ができて、もし明日、偶然会っても別に何も変わらないわけで。

      そんな今を作ったのは世代を渡って来た意志で。

      僕等は知らずのうちに先祖達に守られてたんだなって思うと少し泣きそうになりましたって話でした。


      あとがき

      前出の心霊スポット、実はいわく自体がガセって話が多々あります。

      つまり、本物は…





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