鈍色あいすさんとモバ友になろう!
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- 2024/1/29 1:46
- 自作詩
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- 涙。
枯れ果ててしまうくらい泣いた
どれだけ泣いても涙が止まらなかった
まるで心の蛇口が壊れてしまったみたいに
終わりを認めた
現実を受け入れた
はじまりを願う
もう決して届くことのない
うたの続きを……
たくさんの言葉たちが
キミの声に乗せて再生されていく
そして一つずつ消えていく
幻想の世界の墓場で
溶かされて消えていく
僕はこの声で
何を伝えられただろう?
何を見せられただろう?
キミを想い駆け抜けた日々の中で
僕は映っていましたか?
そのキレイな瞳の中で
一筋のひかり
この手で掬ってみては
儚く消えていく
まるで頬を伝う涙みたいに
悲しくそっと落ちていく
たくさんの思い出が
キミの声と共に再生されていく
そして少しずつ消えていく
幻想世界の走馬灯が
駆け巡り消えていく
僕はこの手で
何を描けたのだろう?
何を掴めたのだろう?
キミと一緒にいられる日々は終わり
新しい幸せ見つけましたか?
キミのキレイな瞳に映る
一筋のヒカリ
この手で掬ってみては
淡く消えていく
まるで地に落ちた涙みたいに
冷たくそっと消えていく
涙を貯めていたダムが決壊して
全部溢れ出したら
愛しさも
悲しさも
虚しさも全部。
幸せだった過去と
奪われてしまったあの日と
世界の果てまで来てしまった
どうしようもないこの運命線
過去も未来も
昨日も今日も明日も
全部無くなってしまえばいいのに
全部やり直せたらいいのに
何もかも始めから
現実も受け入れ
終わりを認め
たくさん泣いたから
バカみたいに泣いたから
キミを忘れたい
キミを忘れない
忘れられない…
出会わなければ良かった?
自分勝手な軌道修正
でもこの痛みもいつか宝物になる
だから大切にしまって
生きていくよ歩いていくよ
たくさん泣いた分、
たくさん笑える様に
枯れるくらい流した涙が
眩しいくらい輝く笑顔に
変えられるその時まで
- 涙。