河酒さんとモバ友になろう!
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- 2013/3/14 20:39
- メタネタ的な
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- メタネタと言いまして、作品の中から見たネタではなく、外から見たネタといいますか。
例えば、漫画の作中のキャラクターが「この漫画はギャグだから死なないよ」とか言っちゃったりとか。
昨日のドラマ「相棒」が、そういうメタネタ的に楽しかったです。
以下ネタバレになります。
人気刑事ドラマの相棒もシーズン11
もう100話以上やっているというのが前提です。
昨日の話の流れをざっと説明しますと
ある官僚の息子が行方不明に。
別件で、男性のひき逃げ事件があり。
さらに、主人公コンビが家出少女を送り届けたら、不審な一軒家を発見して捜査を開始。
事件は色々と繋がっていて、ひき逃げされた男性は、実は逃亡犯で、一軒家の住人のおばあちゃんと、その家に来ていた官僚の息子を拉致してサツために山奥へ。
巻き込まれた息子は難病をもっていて、生まれる前?に同じ病気で姉を失っているけど、幼少期に発病する病気で、12歳になればまあ大丈夫だろうという状況で、今日がその12歳の誕生日。
おばあちゃんに説得されたりして、逃亡犯は改心するものの、逃げ出した官僚の息子が川に落ちて意識不明に、助けを呼ぼうとして道路に出た所でひき逃げにあって死亡。
逃亡犯の死ぬ間際の一言で、何とか男の子は発見したものの、すでに脈は止まっていて、必死に心臓マッサージする主人公の2人。
さて、この男の子、蘇生させるべきか、させないべきか。
普通の単発の刑事ドラマなら蘇生させればいいのですが、100話以上やっている相棒では、もう奇跡のカードは使い切っているわけです。
今さら安易に心臓マッサージしたら蘇生しましたーじゃ冷め冷めなわけです。
で、陳腐に奇跡起こすのか、それとも病気にうち勝った日に事件に巻き込まれて死亡というバッドエンドにするのか、ある意味、ドラマの枠外からハラハラ見ていましたら、なんと、意外な所から奇跡のカードが。
実は冒頭に出てきた家出少女は男の子の死んだお姉ちゃん(の幽霊)だったんですね。
ようするにお姉ちゃんが弟を守るために、主人公を家に送らせる→不審な一軒家を見つけさせて捜査→弟を見つけて蘇生させると。
文字だけで見ると伝わりにくいかもしれませんが、長く続いているドラマで安易な奇跡は起こせない、通常幽霊なんてもちろん出ない、それ故に奇跡の蘇生に納得できるという、なかなか凝った面白さがありました。
- メタネタと言いまして、作品の中から見たネタではなく、外から見たネタといいますか。