〈人間魚雷〉さんとモバ友になろう!
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- 2009/12/17 19:26
- ユウちゃんと"つと物語"の参考書 ウナギ編
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ユウちゃんの家はコンビニ一つ無いクソみたいな所にあった。
彼は勉強の出来る真面目な子と皆から思われ、なに不自由なく毎日をおくっていた。
それ故に彼は調子にのってしまっていた。
adidasの黒いスポーツバッグ、マフラー、イヤホン、コート…彼が欲しがる物は何でも誰かに頼めば買ってくれる、貰える。
満たされない強欲。
そんな彼をある日悲劇が襲う。
その日ユウちゃんはウナギパイ買って帰ろうと思いウナギ屋にいた。
彼がウナギパイに手を伸ばしたがしかし!
「な、何だと!!」
ウナギパイは最後の一個だった。その一個を買うのはユウちゃんのはずだった。
しかし、そっと割り込んできた手がそれを掴んだのだ。もちろんユウちゃんの手ではない。
愕然としながらもその人物を見た。
「お、お前は!」
ユウちゃんはその人を知っていた。
「な、なんで…」
鈍器で後頭部を殴られたようなショック。
・・
「つとむぅーー!!!」
その人はユウちゃんのクラスメイトだった。
ユウちゃんはつとむのてのウナギパイをじっと見続けた。
END
古典単語
「つと」
意味
・お土産
・そっと
・じっと見る
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