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- 2012/3/24 21:10
- でんでん虫のかなしみ
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- 一ぴきのでんでんむしがありました。
あるひ、そのでんでんむしゎ、
たいへんなことに きがつきました。
「わたしゎ いままで、うっかりして いたけれど、わたしのせなかのからの なかにゎ、かなしみが いっぱいつまっているでゎないか。」
このかなしみは、どうしたらよいでしょう。
でんでんむしゎ、おともだちのでんでんむしのところにやっていきました。
「わたしゎ もう、いきていられません。」
と、
そのでんでんむしゎ、おともだちにいいました。
「なんですか。」
と、
おともだちのでんでんむしゎききました。
「わたしゎ、なんという、ふしあわせなものでしょう。
わたしのせなかのからのなかにゎ、かなしみが、いっぱいつまっているのです。」
と、
はじめのでんでんむしが、はなしました。
すると、おともだちのでんでんむしゎ いいました。
「あなたばかりでゎありません。
わたしのせなかにも、かなしみゎいっぱいです。」
それじゃしかたないとおもって、はじめのでんでんむしゎ、べつのおともだちのところへいきました。
すると、その おともだちも いいました。
「あなたばかりじゃありません。わたしのせなかにも、かなしみゎいっぱいです。」
そこで、はじめのでんでんむしわ、またべつの、おともだちのところへいきました。
こうして、おともだちをじゅんじゅんにたずねていきましたが、どのともだちも、おなじことをいうのでありました。
とうとう、はじめのでんでんむしゎ、きがつきました。
「かなしみゎ、だれでももっているのだ。わたしばかりでゎないのだ。わたしゎ、わたしの かなしみを、こらえていかなきゃならない。」
そして、このでんでんむしゎ、もう、なげくのをやめたのであります。
- 一ぴきのでんでんむしがありました。