ライヴィス・ガランテさんとモバ友になろう!
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- 2010/7/2 0:26
- 身長差は萌える、か?
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gdgd会話文
《悲喜、交々?》
学生にとって、悲しみと喜びが入り交じる行事は、何も試験に限った事じゃない。
年度始めの身体測定も、その1つであった。
「やった!去年より5cm伸びてる」
「ふーん。のわりにはまだ俺様より低いみてぇだな」
健斗…150→155cm
雪成…158→160cm
その差、5cm。
「なんだよ、ずりぃぞ!5cm差はキスの黄金比じゃんか」
華月…159→164cm
『はぁぁああ!?き、きす!!?』
え、なんですかその比率。
そして期待してる系?
じゃなくて!!
「相手は選びたい…」
「なっ、そっち!?キスはいいのかよ」
「よし。ユッキー、俺と身長交換しよう」
「話読めな…いーや、読みたくは、ねぇ」
「あー…誰も止めないんだね。どうしよ」
「ほっとこうぜ、大使。あいつら止まんないだろ、たぶん」
「テンション高っけ。つか、オレが成長したのはスルーかよ」
駒…153→156cm
坂道…168→169cm
和紋…148→152cm
誰かがこのグダグダな空気を打破してくれるのを、切実に願う駒。その、わずか10秒後。
染谷 一哉という、ある意味での救世主が現れる。
「5cm差があればいいの~?」
「お、意外。一哉興味あるのか?」
「失礼だぞ華月。コイツだって男だ」
「うん~でもおれ相手探すの、むつかしいかも~」
舌足らずの、間延びした口調でピンクな空気が薄れるのは。
学年で1番背が高い彼が発する、この声のおかげなのか…それとも。
「そか?モデルとか捕まえりゃイケるって、なっ」
「でも5cm差だよ~?184cmの女の子なんて、滅多にいないってば~」
一哉…175→179cm
これを素でいうところが、可愛くもあり…恐ろしい子ww
『ま、まさかの斜め上!!』
「ふっ。あははは!最高すぎ一哉!!」
「なんか、かわいい…かも」
爆笑する和紋と、慈愛の眼差しを向ける駒。
「や、普通に174cmの女の子探そうよ」
健斗は珍しくツッコミ役に回る。
自らハードルをガン上げするとは、さすが天然。
これには華月も苦笑いするしかなかった。
こうして、取り敢えずは鎮静をみたキワモノ・トーク。
しかし、予期せぬ乱入者が…
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