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- 2010/1/1 12:11
- 思い残し 第一章
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- え~ とゆう事でね、年も明けた訳なんですがね。
やっぱり誰でもやり残した事が一つぐらいはあるんやないかとね、
こんなんじゃ新年会やれねぇよと、婆ちゃんにどの面下げてお年玉もらえばええんやと、
お思いの方もおると思もうんですわ。
実は私もその中の一人でしてね。
私が思い残した事は3つ、3つほどあります。
まず1つ目、それはiPodを落とした事です。
あれは~ 去年の春。桜のつぼみも実りはじめ小春日和、高校受験にも前期で楽々合格していた私はほとんどの人より長めの春休みをもらった気でいました。
学校にもiPodを持っていって暇な授業のときは内ポケットに入れて、袖にイヤホンを通しそっと手の平を耳に当て、ひじをつき聴いていました。
そんな風に私は先生にバレないように悪事を働いていた、数々の。
神はそれを見ていたのでしょう…。
彼にとってはたやすい事だった。下界で小さな悪事を働く私を裁く事なんて。
中学を卒業し春休みになった。
本来この春休みは高校と言うまだ見ぬ世界へ駆け出そうと期待を膨らませ中学最後の思い出を作ったりと、人生と言う名の自分だけのアルバムの1ページに刻み込む一時になるはずだった。
しかし3月27日そんな常識を覆す事件は起こった。
iPodを扱うのにも慣れてきた私は普段ならジーンズのポケットに入れるところをあろうことにもその日はパーカーのポケットに入れたまま友人K.Aを先頭にTSUTAYAへ向かってしまったのだった。
そうその行為こそがこのiPodパーカーポッケからポックリ転落事件の事の発端だとはパーカーのポッケに入れた張本人私も、iPodで曲を聞きながら先頭を走っていたK.Aも、人類誰しも知っているものはいなかっただろう。
記念すべき401曲目をiPodに入れるべくCDを借りにTSUTAYAに訪れた私達。
店に入るなり私は無意識にパーカーのポケットに両手を入れた。ただ入れただけだった。
その瞬間、恐らくシューマッハも体感したことのない程のスピードで私の脳内にある記憶が飛び込んできた。
そうそこにはあるはずのiPodがなかったのだ。
第二章に続く
- え~ とゆう事でね、年も明けた訳なんですがね。