のまのま茶さんとモバ友になろう！
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- 2012/3/11 19:16
- 三月十一日
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- 一年前の同じ日､僕は自転車をこいでいました｡仕事に遅刻しそうだったこともあり少し早めにこいでいたと思います｡その時､自転車が急にぶれだして僕は足を地面につきました｡「揺れてる」電信柱が揺れ電線が波打ち､走っていた車も速度を緩めながら停車し､その場にいる人達が何もできずにただ揺れがおさまるのをうかがうしかありませんでした｡
揺れのおさまりと共に車が一斉に走りだし､僕も自転車を走らせました。会社に着くと避難場所に指定されている広場に従業員が集合していました｡この時の僕の行動は､今思うとあまりにも軽率であったと思います｡あれだけの地震の直後に事務棟に入り､ぐちゃぐちゃの更衣室で仕事着に着替えてました｡もう一度､大きな揺れがくるかもしれない状況でした｡冷静にと思いながら一番最悪の選択をしていました｡
それから広場のみんなと合流し揺れた時の状況などを話していました｡一通り点呼等の確認を終えるとその日は解散になりました｡そして家に着きテレビをつけ､初めてこの地震の“本当”の恐ろしさを知るのです｡
震災以降､仕事は混乱しました｡当時､僕は電化製品を扱う物流倉庫で働いていました｡破損状況に在庫確認､止まっていた物流が一気に動き出しました｡計画停電もありました｡しかし苦労だとは思いませんでした｡仕事があることは幸せなことなのですから……
今日はあの地震から一年です｡次の目標を決めて当時の仕事を辞めた自分｡この一年精一杯やったのかと自分自身に問いかければ､正直頑張れていません｡あの揺れの中で何も出来なかったちっぽけな自分に「しっかりしなさい」の意味も込めて今日この日に記します｡
- 一年前の同じ日､僕は自転車をこいでいました｡仕事に遅刻しそうだったこともあり少し早めにこいでいたと思います｡その時､自転車が急にぶれだして僕は足を地面につきました｡「揺れてる」電信柱が揺れ電線が波打ち､走っていた車も速度を緩めながら停車し､その場にいる人達が何もできずにただ揺れがおさまるのをうかがうしかありませんでした｡
