柳井 恭介さんとモバ友になろう!
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- 2025/3/22 23:46
- 渉巡記:何のためにSNSを利用するのか
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- 最後に楽しんでいたオンラインRPG『インペリアルサガ・エクリプス』がサービス終了を迎え、『麻雀一番街』は私自身の精神衛生に良くないことが判ったためアカウントを削除した。麻雀自体、もう二度と遊ばないであろう。
さてそうすると、自分がSNSを利用しつづける意味はどこにあるのかという疑問が脳裏をよぎるようになる。
やることと言えば、好きな漫画をシェアしたり日常の出来事をつぶやく程度のものである。
いや、むしろそれだけなら良かったのだ。
近頃、種々のソーシャルメディアから明白な悪影響を感じていることに気付くようになった。
あるSNSは虚飾に満ち、また別のSNSは日々誰かの怒りが渦巻いており、生じた出来事だけを知るというシンプルなことが困難なものになっている。
歪んだ主張を目にすれば、努めて中庸であろうと心がけていても何かしらの影響を受けずにはいられないものだ。事実を知っている側であれば不快感や怒りを生じ、何も知らないで接する者であれば軽率な認識や判断の引き金になる。
明らかに憂慮すべきことが起きている。
Twitterに限って言えば、速報性という一点に私は利用価値を見出していた。既存のニュースメディアよりもはるかに速く、ともすれば出来事が発生したほぼその瞬間に話題を入手することができた。
複数の事実を組み合わせ、それらに何が関係しているのか、人の営みを形作る善性と愚かしさとがどう関わっているのか、それを考えるのは刺激的なことであった。
しかし今は、事実よりも先に、バイアスのかかった主張がタイムラインに流れるようになってしまっている。
これは冷静な思考を妨げるものであり、建設的な議論よりもむしろ破壊的な衝突を生み出す原因になっている。
自己の目標を達成するために、事実を歪曲したり一部を切り取ったりするだけでなく、他の人の尊厳を傷つけることもいとわないようなポストが毎日目に入る。
しかも単なる一時的な感情の発露としてではなく、打算的な意図のもとに行われるのである。
健全な意思疎通は、「少なくともこの人は私に害となることを働かないであろう」という、ある意味で漠然とした不文律に対する信頼を前提にして初めて機能するものだが、ある人たちはそれを易々と踏みにじり、気が咎めることもない。
本当に、私は何のためにSNSを利用するのか。
私にとって真剣に考えなければならない時が来ている。
- 最後に楽しんでいたオンラインRPG『インペリアルサガ・エクリプス』がサービス終了を迎え、『麻雀一番街』は私自身の精神衛生に良くないことが判ったためアカウントを削除した。麻雀自体、もう二度と遊ばないであろう。