柳井 恭介さんとモバ友になろう!
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- 2018/9/20 0:44
- 渉巡記:左利きとハサミ
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- 読まなくなった雑誌を燃えるゴミに出すため、母がハサミを使って細かく切り刻んでいる。
俺の使っているハサミを貸したら「全然疲れないし手が痛くならない」と言って感心していた。
文房具に関してはちょっとだけ目が利くものでね。
俺が幼い時分は、左利きにさえあまり優しくない社会だった。
様々な道具が右手で使うことを前提に製造されており、ハサミも例外ではない。
そんな中で左利きの俺が小学校に入学したとき、親は左右どちらでも使えるハサミを探してきてくれたのだった。
文房具へのこだわりの発端はここからだな。
このときのハサミ、決して高価ではないのに、紙だけでなく薄いアルミ板までサクサク切断してのけたものだ。
そんな歴戦の兵士も購入時から約30年経ち、持ち手に小さなひびが入ってしまった。
力の要る切断はもうできないが、メインのハサミがどこかに行ったときの予備役として今も道具箱に収まっている。
- 読まなくなった雑誌を燃えるゴミに出すため、母がハサミを使って細かく切り刻んでいる。