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    • 2011/6/29 7:11
    • 「世界を見る目が変わる五〇の事実」
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    • 「世界を見る目が変わる五〇の事実」


      はじめに


      世界を変えようとするのは、きわめてむずかしい。何より、一片の情報にすぎない事実に、そんなことができるとは考えにくい。

      けれども私は、本書で述べる五〇の事実のいずれもが、人々の意識を変えると固く信じている。
      そしてそれこそ、世界を変えるために、最も大切な一歩だ。

      どの事実にも、見過ごしにできない重要なことがある。
      たとえば所得格差や機会の不均等、権力の不均衡。
      あるいは天然資源の野放図な濫用や、社会や文化の変化もある。
      それぞれの事実を簡潔に解説することで、その前後関係を知り、統計数字の背後に潜む物語…問題はどこまで根深いものか、どうしてそんなことになったのか、いまどんな手が打てるのか…を浮き彫りにした。

      読み進めていくうちに、いくつかのことが明らかになるだろう。何より、世界を取り巻く問題の多くは、富める先進国と貧しい途上国との、醜い不平等に起因していることだ。その緩和にまがりなりにも取り組むことができたなら、問題解決に向けて大きく踏み出せる。悪評高いグローバリゼーション…貿易、通信、投資を通じて世界がより深く結ばれること…も、正しく用いられさえすれば、解決への強力な一助になる。

      しかし、これまで富裕国は、途上国に高い障壁を課して自国の経済を下支えし、グローバリゼーションをさらなる搾取の手段にしてきた。企業も、貧困国の安価な労働力や資源を使ってますます利益を上げてきた。

      本書を読み進めるうえで、何より念頭においてほしいことがある。これらは事実だが、しかし変えられないわけではないことだ。世界を変えるのに遅すぎることはない。しかし、行動は急を要する。事柄によっては意識改革を迫るものもあるし、また政府に国際社会に対する責任をもっと真剣に果たすよう、求めるものもある。
      いずれも容易なことではない。しかし、やらなければ、永遠に達成されない。本書を執筆しながら私は、高名な人類学者マーガレット・ミードの言葉を幾度も思い返した。

      [思いやりがあり、行動力のある人々は、たとえ少人数でも世界を変えられる…それを決して疑ってはなりません。実際、それだけがこれまで世界を変えてきたのですから」

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