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- 2025/6/7 12:03
- (注意喚起) ナガミヒナゲシに注意 (2)
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- 触るとかぶれや腫れの恐れ、有害物質に注意
ナガミヒナゲシには毒があると聞きました。
「ナガミヒナゲシの葉をちぎったり茎を折ったりしたときに出てくる乳液には、アルカロイド性の有害物質が含まれています。
この乳液に素手で触ると、皮膚がかぶれたり腫(は)れたりする恐れがありますので、注意が必要です。
特に小さいお子さんなどが、つい触ってしまわないように注意しましょう。
ナガミヒナゲシは現在、国の駆除対象となる『特定外来生物』や『生態系被害防止外来種』には指定されていません。
しかし繁殖力の高さに加えて、根からは他の植物の育成を阻害するアレロパシーという物質が生成されますので、生態系などに悪影響を与える植物だといえるでしょう」(小山さん)
これ以上増やさないためには
自宅の庭などでナガミヒナゲシを見つけたら、どう対処すればいいでしょうか。
「ご自身の管理地内で見つけた場合には、できる範囲で駆除するようお願いします。
有毒物質に直接触れないよう、作業をする際には手袋や長袖など着用し、素肌が見えないようにしてください。
本来は花茎が伸長する前の冬が駆除の適時です。
開花後に実ができてしまうと、除草時に種がこぼれ落ちて繁殖を広げてしまうことがあるからです。
開花後は花が終わり次第、根ごと摘み取るか、引き抜けなければ地上近くで刈り取るかして、種子の拡散を防いでください」(小山さん)
なお、ナガミヒナゲシは他のヒナゲシと同様、阿片の原料となるアルカロイドを全く含んでいないそうです。
道端などでナガミヒナゲシを見掛けたら、けっして触らず、眺めるだけに留めておきましょう。
情報提供:ウェザーニュース
- 触るとかぶれや腫れの恐れ、有害物質に注意