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    • 2025/5/26 7:08
    • 第二十三候「紅花栄(べにばなさかう)」
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    • 第二十三候「紅花栄 (べにばなさかう)」
      5/26~5/30頃

      七十二候が小満の次候に変わりました。

      「紅花栄」は、紅花が盛んに咲く頃を表した候ですが、実際に咲き始めるのはもう少し後の6月末頃から。

      美しく咲き開いた最上紅花 ・紅花 (ベニバナ)⇒画像1

      紅花は、咲き始めの頃は鮮やかな黄色ですが、成長するにしたがって徐々に赤色が増していきます。

      茎の末端に咲く花を摘み取ることから「末摘花 (すえつむはな)」とも呼ばれ、万葉集にも登場しています。

      紅花摘み終わりのつぼみ⇒画像2

      紅花の茎丈は1m近くまで伸び、キク科ながらアザミのような棘 (トゲ) があるため、朝露を含んだ棘がまだ柔らかい早朝に、一つひとつ丁寧に花びらだけを摘んでいきます。

      紅餅⇒画像3

      花を発酵・乾燥させて作る染料「紅餅」は、大変手間ひまがかかることから、幕末当時のその価値は、米の百倍、金の十倍という貴重品でした。

      同様に、紅餅から作られる口紅も高価なものであったため、紅はごく一部の裕福な人々しか使用できず、花摘みをする農家の娘たちとは無縁のものだったそうです。

      紅花の原産はエジプトと言われ、日本にはシルクロードを通って飛鳥時代に伝わり、その後、近畿地方を中心に全国に広まっていきました。

      江戸時代中期以降、山形県最上地方で大々的に栽培されるようになり、その地で作られる最上紅花は、徳島県で生産される阿波の藍玉と並んで「江戸時代の二大染料」として知られるようになったそうです。

      最上地方は今でも紅花の日本最大の産地として知られており、紅花は山形県の県花にもなっています。

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      第二十二候「蚕起食桑 (かいこおきてくわをはむ)」

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      第二十四候「麦秋至 (むぎのときいたる)」

      情報提供:暮らしのほとり舎

      画像のみ、次の日記にも。

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