三浦の梅-新さんとモバ友になろう!

日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!

Yahoo! JAPAN IDだけで遊べる!今すぐ遊ぶ!

    • 2025/5/24 9:25
    • 第二十二候[蚕起食桑]
    • コメント(0)
    • 閲覧(2)
  • "アバター"
    • 第二十二候「蚕起食桑 (かいこおきてくわをはむ)」
      5/21~5/25頃

      七十二候が小満の初候に変わり、卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を食べ始める頃となりました。

      ひと月ほど後には白い糸を体の周りに吐き出しながら繭をつむぎ、この繭から美しい絹糸が生まれます。

      旧暦4月は、蚕の成長に欠かせない桑の葉を摘む頃でもあったため、「木の葉採り月」という別名もあります。

      桑の葉をもりもり食べるおカイコさん ⇒画像1
      桑の葉を食べる蚕[岡谷蚕糸博物館 (シルクファクトおかや) / 長野県岡谷市]

      蚕が餌を食べる音は凄烈で、「ザァー」っとまるで雨が屋根を打つ音のよう。

      食欲旺盛な蚕が、新鮮な桑の葉をもりもり食べて大きく育ちます。

      かつては、蚕のえさとしてしか捉えられていなかった桑の葉ですが、近年様々な栄養素が入っていると注目されるようになり、桑茶という健康茶として飲まれることもあります。

      ところで蚕は、「一匹」ではなく「一頭、二頭」と数えます。

      それは、蚕は人々の暮らしを支える大変重要な生き物だったので、牛や馬などと同じく家畜として扱われてきたためです。

      同じ理由から、「おかいこさま」などと敬称を付けて呼ぶ地方もあります。

      養蚕は、戦前までは農家の約4割が携わっていたこともあり、まさに日本の主要な産業でした。

      その影響から桑畑は、果樹園や畑地のように独立した地図記号にもなっています。

      完熟前の桑の実⇒画像2

      初夏には甘酸っぱく美味しい実がなり、地方によっては、桑酒という果実酒の原料としても人気のようです。

      そして、木は非常に硬く、磨くことで味わい深い黄色が現れ、大変美しいため、工芸用の材料としても用いられます。

      杖や将棋盤、万年筆、箸など幅広く活用され、そのどれもが高級なものとして扱われています。

      emoji Prev
      第二十一候「竹笋生 (たけのこしょうず)」

      Next emoji
      第二十三候「紅花栄 (べにばなさかう)」

      情報提供:暮らしのほとり舎

コメント一覧

更新する

この日記を違反通報する

三浦の梅-新さんの
最新日記

三浦の梅-新さんの
お友達の最新日記

日記を探す

気になるキーワードで検索

みんなの新着日記