日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2025/5/13 7:39
- 第二十候「蚯蚓出(みみずいずる)]
-
- コメント(0)
- 閲覧(4)
-
-
- 第二十候「蚯蚓出 (みみずいずる)」
5/10~5/14頃
七十二候が立夏の次候に変わり、冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃となりました。
ミミズには目がありませんが、光を感知し、暗がりに進む性質をもっています。
そのため、「目見えず」が転じて「みみず」になったといわれています。
種から芽生えた水菜の芽 ⇒画像
ミミズが掘ったトンネルは、植物の成長に大切な空気や水の通り道となります。
そして、落ち葉などの有機物を食べて、土の中に窒素やリンを含む栄養豊富のフンをしますが、これは、畑に肥料を撒くのと同じ意味を持ちます。
ミミズによって落ち葉や死がいなどが分解され、栄養豊富な土が出来上がるのです。
「自然の鍬 (くわ)」とも呼ばれるミミズは、土を耕してくれる田畑の隠れた味方。
アリストテレスは、ミミズを「大地の腸」と言い表しました。
ちなみに英名は、「earth worm = 地球の虫」です。
Prev
第十九候「蛙始鳴 (かわずはじめてなく)」
Next
第二十一候「竹笋生 (たけのこしょうず)」
情報提供:暮らしのほとり舎
- 第二十候「蚯蚓出 (みみずいずる)」