〝猿ヶ堂〟さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2009/11/8 19:16
- 負けちゃイカン的な…
-
- コメント(5)
- 閲覧(64)
-
-
- 原宿の駅前、竹下通り口角にて、頭にターバンを巻いた、アラブ人らしき男に声を掛けられた。『ヒューヒューダヨ♪』の掛け声に反応して振り返ってしまった私は腕を掴まれ、半ば強引に細い路地裏へと連れて行かれた。 その男はポケットの中をまさぐりながら、『オニーサン イカレテルカラ ニジューマイデ ゴヒャクエンネ♪』と言いながら、小さい紙袋を私の手に掴ませるように渡してきた。 私は何が何だか分からず、手を差し出してせがんでいる男の手の上に500円玉を乗せてしまった。 あまりの唐突な出来事に、ドキドキはしていたが、決してワクワクはしていなかった。 この紙袋の中身がいったい何なのか… 気にはなるものの、中身を確認する勇気がない。 本来の目的である、アイドルのブロマイド漁りも地に足が着いていない。 そう感じた私は、志半ばにして、早々と引き上げることにした。 帰りの電車の中でも気が気でない。 家に着いた私は、夕飯も後回しにして、一目散に部屋に飛び込んだ。 回りには誰もいない。 部屋には私一人だけだ。 もう、覚悟は決めた。 自分を宥めるように頷きながら、ゆっくりと紙袋の口を開ける。 開かれた紙袋の中を恐る恐る覗き込むと、半透明の小さなビニールでパッキングされた物体がいくつも入っていた。 こっ、これはッ!!?
つづく… ヒック♂
- 原宿の駅前、竹下通り口角にて、頭にターバンを巻いた、アラブ人らしき男に声を掛けられた。『ヒューヒューダヨ♪』の掛け声に反応して振り返ってしまった私は腕を掴まれ、半ば強引に細い路地裏へと連れて行かれた。 その男はポケットの中をまさぐりながら、『オニーサン イカレテルカラ ニジューマイデ ゴヒャクエンネ♪』と言いながら、小さい紙袋を私の手に掴ませるように渡してきた。 私は何が何だか分からず、手を差し出してせがんでいる男の手の上に500円玉を乗せてしまった。 あまりの唐突な出来事に、ドキドキはしていたが、決してワクワクはしていなかった。 この紙袋の中身がいったい何なのか… 気にはなるものの、中身を確認する勇気がない。 本来の目的である、アイドルのブロマイド漁りも地に足が着いていない。 そう感じた私は、志半ばにして、早々と引き上げることにした。 帰りの電車の中でも気が気でない。 家に着いた私は、夕飯も後回しにして、一目散に部屋に飛び込んだ。 回りには誰もいない。 部屋には私一人だけだ。 もう、覚悟は決めた。 自分を宥めるように頷きながら、ゆっくりと紙袋の口を開ける。 開かれた紙袋の中を恐る恐る覗き込むと、半透明の小さなビニールでパッキングされた物体がいくつも入っていた。 こっ、これはッ!!?