N3あきさんとモバ友になろう!
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- 2011/3/14 22:18
- 父方の祖父亡くなる(2)
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- 最期のお別れのとき、泣きながら花を添えた。
出棺のとき、祖父に『じぃちゃんお疲れ様。やっとばぁちゃんと二人暮らしできるなぁ。ゆっくりしなよ』と声をかけた。
納骨壷を持ち、火葬場へ。
父の手でスイッチが押され、親族と泣いた。みんなが啜り泣きをしながら、祖父に手をあわせた。
控え室に移動している中、僕は父と弟達を呼び止め、焼き場の前へ戻った。
僕は礼服の胸元から、1通の封筒を取り出した。祖父から預かった1枚のおふだ…。
京都へ進学が決まった際、祖父から『じぃちゃんが死んだら、おまえの父さんに渡してくれ』と仏壇を指差した。そこには黄ばんだラップに包まれたおふだがあった。『おまえの父さんは喘息でのぉ。小学生のとき死にかけてな。亡くなったばぁちゃんと二人で神社をお百度参りしたてきのおふだなんや。これ渡してくれ。あと身体を大事にしろ。これだけ頼むの。』と頼まれていた。上記内容を父に伝えた。
父は声あげて泣き、弟は膝に手をつき泣いた。僕は天井を見上げ溢れる涙を拭かずに、ただただ泣いた。
納骨後、自宅に祖父を連れて帰った。(3へ)
- 最期のお別れのとき、泣きながら花を添えた。