N3あきさんの日記

更新する

- 2009/2/19 9:48
- 祖父退院。
- コメント(3)
- 閲覧(72)
- 2007年12月28日、祖父が退院した。
  
  12月17日16時、手術は無事終了。予定より2時間長く、7時間のｵﾍﾟだった。
  骨盤がすり鉢状だったため、術野の確保が非常に難しかったこと、摘出は無事行えたことなどｵﾍﾟ室横の部屋で家族で執刀医から説明を受けた。
  ｵﾍﾟ後、ICUで祖父に5分程度面会ができた。笑顔で、『おら、もう手術したんか?』いつも通りの祖父の口調におれも笑顔になれた。
  地元のｶﾞﾝ検診ｾﾝﾀｰの医師に100%転移の可能性を指摘されたが、OP直後の病理からの結果は、『転移の可能性は今のところない』とのことだった。
  こんなことが有り得るのかと疑問を抱きつつも、祖父の笑顔に全てを忘れさせられた。
  
  仕事だったため、家族と正月を迎えることができなかったが、また迎えれる可能性が高くなったことを本当に嬉しく思う。
  
  自分はﾀｰﾐﾅﾙの患者を看る機会がほとんどないが、ｵﾍﾟ前後の患者は毎日看ている。
  祖父のｵﾍﾟが終わるのを待っているときに家族が抱いた不安と同じ心境だったはず。
  
  この心境の緩和させる方法を見つけ、看護師として患者と家族の立場に立ち、気持ちを考え、理解し頑張っていきたい。