ジャミィⅤさんの日記

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- 2011/3/9 1:11
- 大家さんちの犬。
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- 僕の住んでるアパートの大家さんは隣の民家に住まれているんですが、
  
  これがなかなか変わった人で面白い人なんですが、ちょっと非常識な人なんですよね
  
  今日、家に帰って来て駐輪場に自転車を停めようとしていた時に犬の鳴き声が聞こえてきたんです…
  
  ﾊﾞｳﾊﾞｳｶﾞﾙﾙル……
  
  僕は最初、近所の犬が吠えているものだと思い、気にしてなかったんですがその犬の鳴き声の次に
  
  「コラポチ(仮名)待ちなさいコラ」
  
  っていう大家さんの声が聞こえたんですね。
  
  なんか嫌な予感がしたんで、チラっと道路側を覗いてみると愛犬ポチ(仮名)と散歩中の大家さんだったんです。
  
  ポチ(仮名)は怯えた目でｶﾞﾙﾙと唸りながら僕の事を見つめていました…
  
  「駄目よポチ」
  
  良くみるとポチ(仮名)は鎖に繋がれてませんでした
  
  そして次の瞬間
  
  鎖の呪縛から解き放たれたポチ(仮名)はｶﾘｶﾘｯｶﾘｶﾘｯとアスファルトの大地を蹴りながら僕に向かって猛然と走って来たのです。
  
  …僕は死を覚悟しました。
  
  人間、死に際って時間がゆっくり感じられるといいますけど、まさしくそれでしたね…
  
  そして狂気のポチ(仮名)は勢いよく僕の腹に前足をめり込ませてきました。
  
  ﾊｯﾊｯﾊｯ…クゥン
  
  (･∀･)……え？
  
  ポチ(仮名)は前足の爪を僕の体に食い込ませながら、千切れんばかりに尾を振ってたんです。
  
  なんだ…ビビって損した…
  
  人懐っこい犬じゃないか
  
  (･∀･)おお、よしよし可愛いヤツめ
  よしよし、よしよ……ｳｯ
  
  ……
  
  …………くせえ
  
  その香りは、とてもファンタスティックでした。