のなみ▼さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2013/9/18 8:57
- 読書感想文
-
- コメント(3)
- 閲覧(15)
-
-
- 去年長女が初めて読書感想文を書き、拙い文章ながらも何とか市で入選した。
今年は次女も挑戦したいと言い、それぞれの学年の
課題図書の中から読みたい本を選んで購入した。
普段図書館や古本屋でしか本を買わない私には3000円超えの出費は厳しかったけど。
次女の本は女の子がメガネを掛けるのを嫌がる話で、同じ境遇の次女は自分を重ね合わせて共感してた。
長女の本は…物語というよりは随筆?
理科の実証が淡々と書いてあるだけで「へぇ~」以上の感情が生まれなかったみたい。
長女の心中は「お母さんが折角買ってくれたのにこれで書かないとヤバい」
夏休みの始まる頃に、私の大事にしてる一冊の絵本を次女に初めて貸してあげた。
それはパパと生前に交わした4つの約束を忘れてしまって悩む女の子の話。
絵本だけど内容が深くて次女にはよく理解できなかったみたい。
ただ次女の音読中、それを聞いてた長女の様子がおかしくなり…ティッシュで目をぬぐい出した。
部屋を飛び出しながら「後でその本貸して~」と。
その後、 だいぶ泣いた後の顔で戻ってきて
「おかあさん、私この本で感想文書きたい…課題図書の方もやるから。」
課題図書の方は無理しないでいいよ、って言ったらほっとした顔をしてた。
夏休みが始まって感想文に着手。
一年の文章力の成長に目を見張った。
やはり熱い気持ちで書いているから内容にも熱を帯びてる。
文字数の調整や構成、推敲を手伝い丁寧に清書して完成。
ただ、絵本だから…賞は無理かな…って思ってた。
やがて新学期が始まり、校内選考で選ばれた。
先生から手直しの指示が。
タイトルと名前は欄外に書かなきゃいけないらしい…先に教えて欲しかった。
中の細かい修正指示内容には個人的に疑問だったけど、言われたまま直して再清書。
そしたら今度は市で一番になり、全国コンクールに出展することに。
しかも、一文字の追加に、再々清書しろって。
長女、泣きながらやってた。
丁寧な字で原稿用紙4枚はかなり疲れるらしい。
ここまで来たらこれ以上は望んでないけど、長女と私には「課題図書じゃなくても通用した」ということが嬉しかった。
初めて本を読んで涙が溢れた、そのとまどいと驚きの気持ちをどうしても書きたかったらしい。
僅か30ページの絵本でも、人の心を揺さぶる力がある。
本好きとしてとても嬉しかった。
私もその絵本で大泣きしたから。
- 去年長女が初めて読書感想文を書き、拙い文章ながらも何とか市で入選した。