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    • 2010/3/17 10:55
    • キミカレ小説?2
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    • 「お前、本当に気持ち良さそうに寝るよな。俺まで眠くなってきた」

      ふぁあとアクビをする佐ノ宮君は何だか猫みたい。
      なかなかなつかないけど、たまに甘えてくる毛並みの良い猫。
      そんなことを思って、夕陽で更に赤くなった柔らかそうな髪を思わず撫でてしまいそうになったのは秘密だ。

      「見てたのっ?!」

      自分が寝てる姿を見られるなんて本当に恥ずかしい。
      でも寝ちゃった私が悪いんだからしょうがないよね。変な顔してなかったらいいんだけど……

      「それよりそろそろ帰ろっか」

      私はこのまま放っておいたら本当に寝ちゃいそうな佐ノ宮君に声をかける。
      本当は佐ノ宮君の寝顔を見てみたいんだけどね。
      気の強そうな瞳を閉じて眠る姿は、きっと綺麗でかっこよくて、そして可愛いんだろうな。
      でもこれ以上学校にいるわけにもいかないし、残念だけど今日は諦めよう。

      「ん……そうだな」

      音をたてながらのそのそと椅子から立ち上がる佐ノ宮君。
      人前じゃ未だにあまり喋ってくれないけど、今は二人きり。
      こうやって一緒に帰るのも久しぶりで、私の顔はにやけっぱなしだ。

      「ほら帰るんだろ?」

      「うん!」

      ぼうっと立ってた私の髪をくしゃくしゃっと撫でて、その大きな手をさしのべてくれる彼。
      優しいばかりじゃないけど、これくらいが私にはちょうどいいみたい。
      私は佐ノ宮君にそっと手をのばした。

      END


      ごめんなさいごめんなさいごめんなさい(エンドレス)
      妄想が何かを超越しました。


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