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- 2011/2/24 20:23
- 二段目に住む魔物 ⑪
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- 僕は何をしに
此処に来たのだろう？
二段目に住む魔物 の事で来たではなかったのか！
有希に、恨み言を言ったところで
景子との事が
ましてや、景子が生き返るわけでもない。
僕は、僕自身も反省し
気を取り直すと 有希に言った。
『あの時は、迷惑かけてごめん。 景子にも、悪い事をしたよ。いまさらながら、俺も悪かったと感じてる。 景子と別れて、俺もまだ一人者 景子の最後の言葉が……嬉しかった。』
すると、有希は
「貴男は、あの時 私に感情むき出しで、敵意さえ感じていたんだ。 二段目に住む魔物って、人の恨みや妬みで生まれてくるんじゃないかな？ 私は、あの時貴男を包み込む 影を見たの そして、その瞬間
貴男は転倒した。 貴男自身が…引き起こした物だと感じてるの。」
僕は、有希が言う通りだと思った。
不注意は、僕自身が引き起こした事
その不注意もまた、
僕の有希に対する 恨みという強い念が引き起こした事。
僕は心の支えがおりたようになり、心から
『有り難う。もう帰るよ。』と良い
さくらに、二万円渡すと
店を後にした。
※続きます。
- 僕は何をしに
