Manoloさんとモバ友になろう!

日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!

Yahoo! JAPAN IDだけで遊べる!今すぐ遊ぶ!

    • 2011/2/23 15:37
    • 二段目に住む魔物 ⑩
    • コメント(0)
    • 閲覧(13)
  • "アバター"
    • 有希の本名は、
      山田結子 歳は、僕に5つ年下の24才

      僕は有希の事を知っている。

      僕と有希が知り合う事になるのは、
      今から6年前の事だった。
      僕はその頃
      山田景子という、22才の女性と同棲していた。
      そう…有希の姉だったのだ。

      有希は、
      高校3年生 姉の景子に、4才離れていた。

      景子にすれば、可愛い妹のはずだったのだが、
      僕らの住む アパートに度々 訪れ
      僕も景子にも、
      段々と、うざい存在に
      なっていき

      有希の事で、僕らは 喧嘩が絶えなくなった。

      いや、厳密に言えば
      有希が、僕と景子の破局の元をつくった。

      結局 僕らは、一年程で別れてしまった。

      僕はその有希と、
      二次会のスナックで出会ったのだ。
      6年前の出来事の恨みを
      酒で誤魔化した。

      自分が分からなくなるほど、酒を飲み続けてしまった。

      そして、帰りぎわ
      階段で怪我をしたのだ。

      その有希が、
      今 目の前にいる。

      何事もなかったような顔をして、
      再び怒りが込み上げてくるのを、
      僕は、必死でこらえていると、

      有希が、察ししたのか?
      思ってもいなかった事を、話した。

      「恨んでるんだろうね? 姉さんが、貴男と暮らし初めた時の事。」

      「その姉さんも、昨年 癌で亡くなったんだ。 最後の言葉は、貴男の名前だった。 私が邪魔しなければ、今頃は幸せになっていたんだろうね。」

      「………。」

      僕は、景子が亡くなった
      と有希の口から聞かされ 動揺を隠せなく、
      涙を流した。


      ※続きます。

コメント一覧

更新する

この日記を違反通報する

Manoloさんの
最新日記

Manoloさんの
お友達の最新日記

日記を探す

気になるキーワードで検索

みんなの新着日記