Manoloさんとモバ友になろう!

日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!

Yahoo! JAPAN IDだけで遊べる!今すぐ遊ぶ!

    • 2011/2/21 11:07
    • 二段目に住む魔物 ⑧
    • コメント(1)
    • 閲覧(9)
  • "アバター"
    • 「あぁ、あまり意味は無いの。 ことわざ みたいな物かな? 夜中に爪を切ったら、親の死に目に会えない みたいなもの。」
      と、
      さくらは言うと
      僕の空になったグラスに、ビールを注ぎながら、
      さらに話を続けた。

      「こういう職種だと、着物やドレスじゃない。 階段の登り下りには、気を遣うからね! 下から、二段目は油断するみたいだよ。」
      僕は、
      『やっぱり、そんな事か! いや、俺もそう思ってたんだけど…魔物って言葉に二段目ってと思ってね?』
      『そういう事か!。』
      さくらの話に、なんとなく納得した僕だった。

      しかし、さくらの話は
      まだあったのだ。

      僕はビールを一口飲むと、グラスを置き
      さくらの話しに耳を傾けた。

      「それが…魔物って言うのも、頷けるの。 だって、見たと言う娘も、いるからね! 貴男が怪我した時
      私は、その娘を店に引き抜きに行ってたんだ。 その娘が言うにわ、……。
      貴男は、見えない誰かに
      足を捉まえられたんだって言うの。」


      (何だって…?)
      『その娘 この店に居るの? 話し聞きたいけど…ダメかな?。』

      さくらは、
      「呼んであげてもいいけど、今丁度 指名がかかってるから 後でいいかな?。」と言うと、
      カウンターの脇に立つ、ボーイに伝えにボックス席を離れて行った。

      僕は、加奈が言った人影 この店の娘が言っていたと言う謎の見えない誰か?

      段々と、気持ち悪くなっていった。


      ※続きます。

コメント一覧

更新する

この日記を違反通報する

Manoloさんの
最新日記

Manoloさんの
お友達の最新日記

日記を探す

気になるキーワードで検索

みんなの新着日記