Manoloさんとモバ友になろう!
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- 2011/2/19 10:45
- 二段目に住む魔物 ⑦
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- 夜8時になり、
名刺の住所を頼りに
[女神楽]という店に向かった。
その店は、役通りの外れの3階建てのビルの2階に在った。
階段を登ると、正面に自動ドアがあり、
中に入った所に、
[女神楽]の電飾看板があつた。
僕は違和感を感じながら
先に進む
「いらっしゃいませ。」と入り口のボーイが言うと、僕をボックス席に誘導し
「ご指名は、ございますか?。」
と聞いてきた。
2階フロア全体が、お店になっていて、
ナイトパブより、高級クラブの様な
いかにも、高そうな店だ。
僕は、さくらさんをと
ボーイに伝え
お金の心配をしているところに、
着物姿の昼間とは
まるで別人の様な
さくらがやってきた。
「いらっしゃいませ。 お客様 ご指名有り難うございます。 ママのさくらでこざいます。」
(えーっ。 この店のママなのか?)
僕の驚いた様子に
笑いをこらえながらも、
さくらは、
「ビックリした? そんな事より、お飲物はビールでいいの?」と、
手際よく 自分の仕事をこなしながら、
「早く 本題に入りますか? あっ、それから支払は気持だけでいいからね。」
(気持だけ? いったいいくら払えば いいんだ?)
僕は、
気になりながらも、
『二段目の魔物って? 何の事なの?』と、
さくらに尋ねた。
- 夜8時になり、