☆Taro☆♂さんとモバ友になろう!
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- 2011/2/3 3:25
- 日常に潜む悪意…
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- 先日、6歳になる長女と、近所へ、2人でチャリで買い物に出かけた時の話しです。
娘は、最近買い与えたお気に入りの自転車にまたがり、オレの2メートルほど後ろに付いて来ていました。
もちろん、常に後ろを振り返りながら、充分に注意も払っていたつもりの、その、一瞬目を離した刹那、ガシャン!と音がしました。
道幅も、ある程度あり、車が通った訳でもないので、慌てる事もなく「あらら?転んだか?」と思い、振り返りました。
目に入ったのは、チャリを横に倒して、右肩を押さえてうずくまる娘。
「仕方ねぇなぁ(笑)転んだのかぁ?」
と抱き起こしたところ、転んだだけにしては、何だか娘の様子がおかしい…。青ざめ震えながら泣いている…。
問うてみたら、知らないおじぃさんに、いきなり棒でドン!って突かれて倒れた、と…。
背筋が寒くなりましたね…。
その直前、杖を撞いた老人とすれ違ったのは確かでしたから…。
辺りを見回しましたが、すでにその姿はありませんでした。
娘の勘違いで、ただ接触しただけの可能性も、もちろんあります。
例え、一瞬にしろ目を離したオレの責任もあります。
しかし、その後、スーパーで買い物をしていても、震えが止まらず、人とすれ違う度に怯えてしがみついてくる娘の姿、娘の右腕の付け根に出来た青黒くなるほどの一点の痣…。
確かに、老人とすれ違った際に…老人の視線は後ろに付いて来ている娘をとらえていた。かすかに射るように…。
今思えば、ホントに今思えばですが、何だか違和感を覚えていた事も事実で…。
気付かなかった事、守ってやれなかった事にやるせない思いです。
何より、何てことの無い日常に、何の意味も無く悪意が…ただ人を傷つける為だけの悪意が潜んでる事に、今更ながら寒気がします。
善意の中に暮らし、それに慣れ過ぎていたようです。
迂闊でした。
子供は、大人より逞しい部分もあり、娘はそのうちに今回の事は忘れるかも知れません。
また、忘れて欲しいと思います。
でも、多分、オレには忘れられない出来事になる、と……。
- 先日、6歳になる長女と、近所へ、2人でチャリで買い物に出かけた時の話しです。