空色Åさんとモバ友になろう!
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- 2013/3/17 15:55
- SS:ソファー②
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- 隣に座られて少し窮屈に感じながら、彼女の鼻歌の歌詞を頭の中で歌っていた。
彼女は雑誌を読み終えたようで本を閉じて座椅子に寄りかかった。
彼女は急に話しかけてきた。
「○○君は、自分の事は自分で解決する人。でも、迷ったら自分から相談してくる人。」
俺は、何も言わず聞いていた。
彼女は続けて話した。
「だから、私は何も聞かないの。」
俺は、「そうか。」
としか言わなかったから、ちょっと素っ気なかったかなと思った。
「でも、○○君が元気ないなら、そばにいてあげたいじゃん。」
と笑いかけてくれた。
俺は、泣きそうになった。
俺は、彼女の右手を握った。
彼女も握り返してくれた。
あれから、リビングには〈二人掛けのソファー〉がある。
彼女は、食事の時とケンカの時は俺の左斜め前に座る。
普段は二人並んで座っている。
♪おしまい♪
- 隣に座られて少し窮屈に感じながら、彼女の鼻歌の歌詞を頭の中で歌っていた。