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- 2011/3/17 21:40
- 蘇る記憶
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- まず私は、今回の地震で何も失っていない部外者です。
そして、それに対して何もできない無力な素人です。
ただ、阪神淡路大震災を経験しました。それだけです。
その恐怖や悔しさ、虚しさ、悲しさ、などの記憶が蘇ります。
最も腹立たしいのは、観光気分で来た自分探しのボランティアの連中。奴等は、人から感謝されることを楽しみにやってきただけでした。だから、汚れ仕事やしんどい仕事は何かと言い訳しながらやりません。奴等同士で集まって楽しそうに親睦を深め合うだけ。
そんな奴等に「惨めな被災者」として扱われる屈辱。
一つ言います。
『何かしたい!』と思うのは当然です。
ただ、素人が呼ばれでもしないかぎり絶対に被災地に行かないことです。
被災地から出ようとする人、入ろうとする支援部隊や家族でただでさえ大混乱なので非常に邪魔です。
統制もとられておらず装備もなく訓練も受けていない「ボランティア」はただの野次馬観光客です。糞の役にも立ちません。
例えば自衛隊などは食糧や水、燃料から寝具まで、全て自前で用意して出動します。
しかし、手ぶらのボランティアは、被災者が食うべきものを食い、被災者が飲むべき水を飲み、被災者が寝るべきところで寝るんです。ふざけんな!って感じです。
被災地に必要なのはプロだけです。
彼らはプロとしての技術と知識・経験を持っていますし、
何より被災者たちに感謝されることなど求めていません。
つまらん行動に出るよりは、募金箱にお金を入れることの方がよっぽど為になります。
- まず私は、今回の地震で何も失っていない部外者です。